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美白美容液に使われている浸透テクノロジーを解説!

メラノサイトに美白成分を送り届ける浸透技術

美白美容液を使ってもイマイチ効果を実感できないという場合、美白の悩みにあった美白成分を選べていないという理由以外に、肝心の美白成分が浸透していないということがあります。


どんなに強力な美白成分が配合されていたとしても、それがメラニン色素を作るメラノサイトへ届いていなければ効果は期待できないということなんですね。


そのため美白美容液では『浸透力』というものが非常に重要になってきます。美白化粧品のラインナップのなかでも特に美容液は、「いかに肌内部に浸透させて、留まらせるか?」という最新の浸透技術が凝縮されているので、それをチェックするのも美白美容液選びの参考になるはずです。

美白効果を左右する浸透技術!

なかなか効果を実感できないという場合、今使っている美白美容液の浸透技術がいまいちなのかも?必要とする場所に必要な成分を届けることができる『浸透テクノロジー』は効果に直結する重要な要素です。

美白成分を効かせるための浸透テクノロジー

ナノテクノロジーで浸透力アップ! ナノテクノロジーで浸透力アップ!
ナノ化
分子が大きくて肌内部に浸透しにくい成分をナノテクノロジーで低分子化する技術です。分子サイズをナノレベルまで小さくすることで肌表面だけでなく肌の内側まで浸透させることが可能になりました。
タイムリリース機能で有効成分を放出! タイムリリース機能で有効成分を放出!
カプセル化
小さなカプセルのなかに有効成分を閉じ込めることで角層の隙間を通りやすくして肌内部にまで 有効成分を届ける技術です。カプセル内の有効成分を時間・量・場所を調整して放出することも可能です。
肌の奥へ有効成分を届ける高浸透処方! 肌の奥へ有効成分を届ける高浸透処方!
浸透促進成分を配合
有効成分と一緒に浸透を促進する成分を配合し、有効成分の浸透を促す技術です。肌に浸透しにくい成分も浸透促進成分を一緒に配合することで肌内部に押し込むことが可能です。

リポソームという有効成分を届けるドラッグデリバリーシステム

リポソームという浸透技術をご存じでしょうか?


リポソームの技術は、もともと医療分野で用いられていたもので、リポソームに薬液を包み込んで、体内に注入することで、目的の部位のみでそのリポソームが溶け出して作用する画期的なドラッグデリバリーシステム(DDS)として注目されていました。


このリポソームの浸透テクノロジーは、現在、化粧品にも応用されていて、有名なところだとコーセーのコスメデコルテ、そしてビーグレンにおいてはこのリポソームをさらに応用・改良した「Qusome」という特許技術が搭載されていることで有名です。



リポソームは、皮膚細胞を包む細胞膜に似た構造を人工的に再現したタマネギのような構造をした特殊な形状の多重層カプセルのことで、大豆レシチンや卵黄レシチンなどのリン脂質で作られています。

リポソーム


図にあるように、多重構造のリポソームは水溶性の有効成分をその親水性の部分に、油溶性の有効成分をその親油性の部分に閉じ込めることができます。


※肌に浸透しにくい水溶性の有効成分(ビタミンCなど)も角層の奥まで届けられますし、安定性に欠ける油溶性成分などもカプセル化することで安定して高濃度配合できるのも魅力。


このリポソームの壁に当たる部分は何層にも積み重なっていて、その層が、肌にある分解酵素などによって少しずつ外側から剥がれるようにして溶けていくため、肌の奥深くに長時間にわたって有効成分を時間差で放出し続ける(タイムリリース機能)ことができるんです。


※ 少しずつ有効成分を放出することで、夜使って朝まで潤いが続くなど、機能を効率よく発揮させることができるため持続性がよくなります。


また、化粧品に応用されたリポソームは、表皮の細胞膜と同じリン脂質の膜がラメラ構造をしているため非常になじみがよく、直径が0.1~0.2ミクロン(1/10,000㎜)とナノレベルの極小カプセルであることもあって、有効成分を皮膚内部にまで浸透させることができます。

リポソームのココが凄い!

1、リン脂質でできた超微細カプセルで浸透が早い
2、水溶性&油溶性の成分を包み込むことができる
3、成分の効き方をコントロールできる
4、細胞の奥にとどくまで有効成分を守って皮膚内部に浸透する
5、細胞と同じ構造なので、抵抗なく細胞に浸透・同化する


リポソームが浸透性と効果の持続性を兼ね備えた夢のような浸透技術であることは理解できたと思いますが、リポソームが使われている化粧品は非常に少なく、普及しているとは言い難いないのが現状です。その理由としては以下の3つがあるようです。


1、品質の均一化が難しく、安定生産ができない
2、製造工程が複雑で大量生産に向かない
3、製造コストが高い


この3つの問題を解決したのが、先ほどちょろっと紹介したビーグレンの「Qusome」なんです。リポソームの弱点を克服しただけでなく、リポソーム以上の浸透力と肌への刺激を大幅に軽減するに成功したという特許取得の浸透技術ですからすごそうですよね。


当サイトではそんなbglenの化粧品のなかで一番人気で、なおかつ辛口の@コスメでも4.9点(昔は5.2点)という高評価のビタミンC美容液の「Cセラム」をピックアップしています。


興味のある方は是非ご確認を。

美白成分の浸透を助けるスキンケアのテクニック

基本的には美白美容液は、他の化粧品に比べるとかなり浸透力にこだわって設計されているうえ、メーカー最先端の浸透テクノロジーが搭載してあるので、そのまま使えばそれで充分です。


ここでは、それにさらにプラスして有効成分を肌に浸透させるためのスキンケアテクニックを紹介します。マメ知識として頭の片隅にいれておくとどこかで役に立つかもしれません。


化粧水を使って角質層の結びつきを緩める

角質層の水分を増やして水分過剰の状態(皮膚がふやけた状態)をつくることで角質層の結びつきが緩まるため肌への吸収が良くなる=浸透力が増します。


化粧水を使う理由というのはまさにこの一点にあります。化粧水は美容成分の濃度も含有量も少なく、基本的にはただの水でしかありませんが、後に使う美容液の成分を浸透しやすくする働きはあるわけです。


同様にお風呂あがりも皮膚がふやけている状態ですし、この後に詳しく紹介しますが、全身が温まって皮膚温が高くなっている状態なので、一番の美白タイムといえます。


※通常10~20%の角質層の水分量が50%を超えると「ふやけた」状態になります。


皮膚の温度を上げる(蒸しタオルやフェイスケア用のスチーマーも可)

蒸しタオルやスチームを利用することで、一時的ではありますが、肌の温度を上げる&角質層の水分量を増やすということができます。皮膚の温度を高めることで角質層の結びつきが緩くなるため美白美容液の有効成分も浸透しやすくなります。


ドモホルンリンクで有名な再春館製薬の実験によると、肌表面の温度が25℃のときと37℃のときでは、ビタミンCの浸透量が7倍も違うという結果になりました。



皮膚温(33~35度付近)に近いほうが浸透力がよくなるのは手塗りとコットンでは浸透力に差が出るという話からも明らかです。これは手のぬくもりで化粧水や美容液が温められるからといわれていますよね。


洗顔後の肌は少し皮膚温が下がりますから、手を擦り合わせて手を温めてから、美容液を手に取り、ハンドプレスで押し込むようにして塗布するというのが一番いい方法です。


化粧水や美容液を冷蔵庫に保管していたり、夏は冷やして使ったほうが気持ちいいからと冷やしている人もいると思うんですが、冷やして保管という指定がないもの以外は、成分が変質してしまう恐れがありますし、浸透力も落ちてしまうと覚えておいたほうがいいです。


イオン導入を行う

イオン導入器によって発生した微粒電流(マイナス)と水に溶けるとマイナスの電荷をおびるビタミンC誘導体もしくはプラセンタの反発力を利用して肌の奥まで有効成分を浸透させる美容医療ではおなじみの方法です。


保険適用外の美容医療のなかでは、1回あたり数千円という値段でできるうえ、ダウンタイムなどもなく、さらに効果もバッチリ実感できるということで人気の高いメニューですよね。


ただ、注意点もあって、それは医療用のイオン導入と自宅で使える家庭用美顔器を使ったイオン導入はまったく別物だということです。


導入器自体の性能に雲泥の差がありますし、導入剤も医療機関でのみ取り扱いできる一般には販売されていない不純物のない高濃度のものを使っているので、効果においても天と地の違いがあります。


ピーリング(角質ケア)

ピーリングすることにより、肌表面に付着した汚れや余分な角質が取り除かれると、角質肥厚によるくすみを改善できるだけでなく、美白成分の浸透を助けることにもつながります。


加齢や乾燥などが原因でターンオーバーが乱れることで角質層が厚くなってしまっていると沈着したメラニン(=シミ)の排出に時間がかかるだけでなく、美白成分の浸透も妨げる原因になってしまうので、美白効果を高めようと思ったらピーリングは有効な手段になります。


とはいえ、ピーリングをやりすぎてしまうと、ターンオーバーが早まることで、脱核していない未熟な角質細胞を大量に生成してしまい、バリア機能としてまともに機能しない角質層をつくりあげてしまって皮膚が薄くなったり、敏感肌になるなど逆効果になるケースもあるので注意が必要です。


週に1~2回程度の頻度でピーリングするのが望ましいといわれますが、個人差もあることなので肌状態や美白の効き目を確認しながらというのが正しいスタンスだと思います。個人的には、2週間に1回程度の頻度で十分だと思います。

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