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日焼けとシミは何が違う!?顔のシミが消えない理由

顔のシミが消えない理由

肌が紫外線を浴びると、表皮の一番底にあるメラノサイトが活性化し、メラニンを生成して肌を黒くします。これが誰もが経験したことがある「日焼け」のメカニズムです。


メラニンが黒い色をしているのは紫外線には黒い色に吸収される性質があるため。日傘なども黒色のものが紫外線カット率がいいということを聞いたことがあると思いますが、それも同じ理由です。


また、メラニンは紫外線によって発生する活性酸素のダメージを自らが酸化して黒くなることで引き受け、皮膚の細胞に活性酸素による酸化ダメージが及ぶのを防いでくれてもいます。


メラニンは肌を守るために備わったスゴい防御システムなんですね。


そんなメラニンが放出されて黒くなった表皮細胞は、表皮のターンオーバーによって皮膚表面に押し出されていき、最終的には古い角質や赤と一緒に剥がれ落ちていくので、肌の色は元に戻ります。


しかし、そうした日焼けと違って、表皮に蓄積されたメラニンがいつまで経っても排出されず、肌内部に沈着したまま居座ってしまうのがシミ(日光黒子、老人性色素斑)です。


日焼けは元に戻るのにシミは残ってしまうのはなぜ?

シミが残っている部分と、日焼けした肌はメラニンの量が増加しているということでは共通していますが、メラノサイトや肌細胞の働きにおいて大きな違いがあります。


簡単にいうと、紫外線を大量に浴びたときに肌を守るために一時的に肌全体のメラニン量が増加するのが日焼けです。一方、メラノサイトが暴走状態になり、紫外線を浴びなくてもメラニンを作り続けるなど何らかの異常が起きているのがシミです。


どうしてメラノサイトに異常が起きてしまうのか?消えない顔のシミの背景には何があるのか?美白研究に定評がある大手化粧品メーカー研究所の見解などをまとめてみました。


肌のターンオーバーの乱れ

加齢とともに肌のターンオーバー(新陳代謝)が遅れてくるというのはご存じだと思います。


20代のころは28日で表皮が入れ替わっていたものが、30代になると平均40日になり、40代では平均50日に。それだけメラニンが排出されにくくなるためシミが消えないということになるわけです。

過剰生成メラノサイトの存在

メナードの研究によると、メラニンをつくるメラノサイトには正常なものとシミの原因となる過剰生成メラノサイトの2種類があるとのこと。


色素幹細胞からメラノサイトが作られる過程で、紫外線を浴びてしまうと、正常なメラノサイトに比べて5倍以上のメラニン生成力のある過剰生成メラノサイトになってしまい、この過剰生成メラノサイトがシミの原因になると考えられています。

シミ部分のメラノサイトの異常

資生堂の研究によると、シミ部位は特有の状態にあり、紫外線を浴びなくても過剰にメラニンを作り続けてしまう状態になってしまっているとのこと。


UVBには細胞のDNAを損傷させる力がありますが、そうしたダメージが蓄積されDNAの傷を修復する力が加齢とともに弱くなってくると、 エラーを起こす細胞が増え始め、暴走してメラニンをつくり続けるメラノサイトがでてくる一因になるとされています。

過脂化

ポーラの研究では、活性酸素が皮脂を酸化させてできる「過酸化脂質」がメラノサイトと結びついた「過脂化」を問題視しています。「過脂化」したメラニンは通常のメラニンよりも色が濃いばかりでなく、細胞に根を張ってしがみつくためターンオーバーで排出するのが難しくなるとのこと。

構造タンパク「gp100」にメラニンが沈着するため

長く消えないシミを解析した富士フィルムの研究チームによると、メラニン色素を内包する袋(メラノソーム)のなかには「gp100」という構造タンパクが層状に重なりあって存在しており、過剰に生成されたメラニンが「gp100」に沈着してしまうと、極端に分解されにくくなってしまうとのこと。


「gp100」を減らさないことにはメラニンが排出されず、頑固なシミになると考えられています。

真皮層にメラノファージが沈着

紫外線や炎症によるダメージで表皮と真皮の境目にある基底膜が損傷していると、本来なら表皮に放出されるメラニンが真皮に落ちてしまうことがあります。


真皮に落ちたメラニンはマクロファージ(免疫細胞)によって貪食されますが、マクロファージがメラニンを分解・吸収・排出するまで、かなりの時間がかかるうえ、真皮がターンオーバーしないこともシミ(色素沈着)が残ってしまう原因になります。


正常な肌状態であれば、メラニンが放出されても時間が経てば古い角質とともに排出されます。


しかし、上に紹介したようにシミが消えない肌(シミがある部分の細胞)には異常が起きています。そのため、過剰にメラニンが生成され続けていたり、代謝機能が低下してメラニンが排出できない状態になってしまっているので、シミになるわけなんですね。


こうした細胞の異常(DNAエラー)を引き起こす原因になるのが、以下の3つです。


 紫外線(主にUVB)
 活性酸素
 肌内部での慢性的な炎症


特に紫外線の影響は大きいです。


シミもそうですが、紫外線は皮膚がんの原因になるともいわれているのはご存じだと思います。


紫外線(UVB)が細胞の核にあるDNAにダメージを与えてしまうことでエラー(突然変異)が生まれてしまい、コピー(増殖)することが皮膚ガンの原因ですが、同じようにメラニンを過剰に生成してしまう異常メラノサイトや代謝機能が著しく低下した細胞を生み出してしまい、シミをつくってしまうと考えられるんですね。


出来てしまった顔のシミは消える?消えない?

一番気になること、知りたいことというのはやはり出来てしまった顔のシミは消せるの?ということだと思います。


結論からいうと、今シーズンできたばかりのまだ薄く小さいシミ(境界がはっきりしないようなもの)であれば、毎日の美白美容液を中心とした美白ケアで十分対策ができます。


美白が効くシミ診断

まだ間に合う!出来てしまった顔のシミ対策

 ハイドロキノンを配合した美白美容液を正しく使う。
 ターンオーバーを促進してメラニンを排出するようにケアする。



これが時間が経って、本来の肌色とシミの色の差がはっきりしている状態になってくると、ハイドロキノン配合の美白美容液では効果を期待するのは難しくなってきます。


ただ、そんなシミが濃く大きくなった状態でも美容皮膚科でレーザーなどの手段を利用すれば、完全に消し去る、もしくは気にならないぐらいまでは薄く小さくすることができるので、シミを消す最後の手段は残されていると覚えておくといいと思います。


シミに本格的に悩まされるようになってくるのは40代以上からだと思います。


これぐらいの年代になると、これまでの紫外線ダメージの蓄積もあり、広い範囲でシミができやすい状態になっているのが普通です。そのためシミを表面化させないためにも毎日のメラニン生成を抑える積極的な美白ケアが重要になってきます。


また、シミができやすくなってきた肌というのは肌のターンオーバーが滞り、メラニンが排出されにくい状態になってきているともいえるので、ターンオーバーを整えて、メラニンの排出を促すようにお手入れしていく必要性もでてくると思います。


詳しくは「予防・還元・排出の3つの美白」に解説してあるのでそちらをチェックしてほしいのですが、


1、予防美白・・・メラニン生成を抑制するケア
2、還元美白・・・沈着したメラニンを還元するケア
3、排出美白・・・滞留したメラニンの排出を促すケア


という3つの美白のアプローチを毎日のお手入れのなかでは意識したほうがいいと思います。


すでに美白美容液を使ってお手入れしているし、日焼け止めもSPF50・PA++++といった強力なものを使っているのにシミができてしまった、あるいはシミの状態が悪化しているという場合、美白ケアのやり方が間違っている、勘違いしているところがあるのかもしれません。


心当たりがある方は、「美白効果を実感できない人はこの9つの項目をチェック!」を確認してみてください。


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