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肌のくすみの原因は?~透明感喪失のメカニズム

肌のくすみの原因は?~透明感喪失のメカニズム
肌のくすみの原因は?
顔色が悪くみえたり、老けてみえたりとシミと同様に顔のくすみはマイナスの印象を与えがち。肌がくすんだり、にごってみえるだけで見た目年齢は最大で17歳!も老けてみられるといいますから一大事です。シミのように頑固なものではありませんが、くすみの原因にあわせた肌のお手入れが必要になってきます。
老け肌の原因、くすみはこうして発生! 肌のくすみには、「肌色そのものが変化してしまったもの」「光の反射によって肌の見え方が変わってしまったもの」の2種類があります。「加齢」そして「肌のコンディション不良」といったものが大きく影響してきますが、頑固なシミと違ってくすみは適切なスキンケアですぐに透明白肌を取り戻せるケースも多いです。

肌のくすみの原因1-1 メラニン色素によるくすみ

メラニン色素が肌に及ぼす影響というと「シミ」がまず思い浮かぶと思いますが、シミという形であらわれなくても「くすみ」という形で肌色に影響することがあります。というのもメラニン色素が肌内部に点在することで肌色全体が茶色くくすんでみえてしまうからです。


保湿を頑張っても、血行がよくなるはずのお風呂あがりにも顔色が悪く、 肌色がくすんでみえるという場合は、メラニンによるくすみである可能性が高いです。


メラニンくすみは、アイメイクやそのクレンジングで擦ることが多いまぶたや目の下など目元に特に目立つという特徴があり、よく見ると小さなシミが固まっているケースもあります。


※目の下にできるクマのタイプの1つである「茶クマ」はメラニン色素の沈着が原因ですから、メラニンくすみの一種として考えてもいいと思います。


メラニンによるくすみなので、紫外線の影響をまずは考えないといけないわけですが、メイクやスキンケアの際の肌を擦るといった摩擦や刺激がメラノサイトを活性化してしまってメラニン色素が発生して色素沈着を起こしているケースもあると覚えておいたほうがいいです。


また、POLAの発表によると、加齢によってメラノサイト活性因子ADM(アドレノメジュリン)が分泌されやすくなるため、メラノサイトが肥大化&メラニン色素の産生量の増加ということが起こって、年齢とともに肌がくすんだり、にごりやすくなってしまうんだとか。


加齢とともに肌内部でつくられるメラニン量は増えるのに、細胞の新陳代謝は低下して、ターンオーバーでメラニンを排出できなくなってくるので、どんどん肌色が暗く曇ってしまうわけです。

肌のターンオーバーを整えてメラニンを排出することで改善!

メラニンくすみを改善するには定着してしまったメラニンを排出するケアが必要です。


肌のターンオーバーを促す4MSK、プラセンタエキス、エナジーシグナルAMPといった美白有効成分、それからAHAやBHAといったピーリング成分と相性がよさそうです。


ただ、AHAやBHAといったピーリング成分は刺激が強いことがあるので、乾燥肌や敏感肌の方、肌の弱い方は、保湿ケアでターンオーバーを促すということを優先したほうがいいかもしれません。


メラニンが排出されるまでには最低でも1か月はかかるので、気長に取り組む覚悟でいたほうがいいですね。


当たり前ですが、メラニンくすみの一番の原因になる紫外線と、肌を触る際の摩擦や刺激は徹底して避けるにようしてください。根本的な原因が残ったままでは、どんな改善策を講じても無駄になってしまいます。


参照:肌の新陳代謝(ターンオーバー)を高める方法

肌のくすみの原因1-2 糖化やカルボニル化による黄ぐすみ

ここ最近の美白キーワードとして注目されているのが、糖化カルボニル化といった真皮のタンパク質(コラーゲンやエラスチンのこと)が変性して肌が黄色くなってしまう黄ぐすみの問題。


糖化は体内の余剰糖質がタンパク質(コラーゲン)と結びついて、AGEs(最終糖化産物)という黄褐色の物質を生み出してしまう反応のことです。AGEsは40歳未満は肥満度に応じて、40歳以上は加齢とともに蓄積されていく傾向があります。


カルボニル化は、酸化した脂質とタンパク質(コラーゲン)が結びついてALEs(最終脂質過酸化産物)という糖化よりも黄ばみの強い物質を生み出してしまう反応のことです。紫外線によりカルボニル化は促進されて、40代から目立ちはじめます。


一度、糖化やカルボニル化で変性して変色してしまったタンパク質は元に戻ることはなく、年々蓄積されていくので何もしなければ肌はどんどん黄ばんできます。


そのため黄ぐすみを防ぐには、


 糖化やカルボニル化の原因となる糖質や脂質の摂取量を制限する
 抗糖化成分を普段の食事や飲み物、サプリメントで積極的に摂取する
 糖の吸収をゆるやかにするベジタブルファーストの食べ方で対応する


今のところ、これといった改善策がないので、糖化やカルボニル化は予防を最優先に考える必要があります。

糖化、カルボニル化は生活習慣の見直しで予防する。

糖化やカルボニル化の影響で黄ばんでしまったコラーゲン線維は今のところ元に戻らないといわれています。


抗糖化や抗カルボニル化をPRする美白美容液は増えてきていますが、効果は「?」で、あまり良い評判を聞きません。今はまだ購入すべき時期ではないかもしれません。


糖化とカルボニル化を予防しようと思ったら生活習慣、特に食生活における見直しを余儀なくされます。いわゆる糖質制限をしなければならないため、女性にとってはお米やパンや麺類を制限しなくてはいけなくなるので、食の楽しみが奪われ、相当辛いはずです。


また、筋肉をつけると筋肉が糖をエネルギーとして優先的に使ってくれるため、その分、糖化を防ぐことができるんですが、筋トレを頑張れというのもほとんどの人にとっては無理な話だと思います。


紫外線・喫煙・ストレスによって発生する活性酸化が糖化やカルボニル化を助長することもわかっているので、抗酸化対策がそのまま糖化・カルボニル化対策になるということも覚えておくといいと思います。


いずれにせよ糖化やカルボニル化による黄ぐすみ対策は、食事制限を含む生活習慣の見直しが最善策となります。相当意識が高くないと、続けるのは難しいと思います。


参照:肌の糖化と酸化がシミに及ぼす影響について

肌のくすみの原因2-1 キメの乱れや乾燥によるくすみ

肌のキメの乱れや乾燥が原因で光がうまく反射できなくなると、肌色がにごったり、くすんでみえています。このタイプの肌くすみは、年齢は関係なく肌のコンディション不良が原因です。


潤いある肌は本来、光を透過し、内側から明るくみえるものです。しかし、水分不足で乾燥した肌の角層はグレー味が強くでる傾向にあり、またターンオーバーが遅れてしまう傾向にあるため、角質が厚くなることで光の透過性が悪くなり、肌の暗さや濁りに拍車がかかります。


さらに乾燥した肌は例外なく、キメも乱れているため、肌表面で光が乱反射して影をつくってしまうため肌色のトーンが下がり濁って見えてしまうため、くすんでいるように見えます。


こうしたキメの乱れや乾燥が原因のくすみの場合、今やっている肌のお手入れ方法を変えたり、スキンケアアイテムを保湿力の高いものすることで、比較的すぐに明るく透明感のある肌色を取り戻すことができます。


キメの乱れ・乾燥によるくすみの対策としては基本的には保湿ケアをしっかりすればOKです。セラミドやライスパワーエキスNO.11などのうるおい成分をたっぷり角質層に届けて、肌をしっかり保湿し、肌環境を整えるようにします。


肌環境がうるおいに満ちた状態に整えることは、美白成分の浸透がよくなるというメリットもあります。化粧水による水分補給では保湿にはなりません。かならずセラミドやヒアルロン酸など保湿成分を含有した保湿力の高い美白美容液や保湿クリームを使ってお手入れするようにします。


寒さや湿度の低下のせいで肌が乾燥しやすい冬は、血行不良もセットになって肌をくすませる原因になっていることが多いので、特に注意する必要があります。

保湿成分で肌のコンディションを立て直してキメ・乾燥を改善!

乾燥する冬に目立ちやすいタイプのくすみといえますが、化粧水重視の保湿ケアを行っている人に多いタイプのくすみになります。


肌が乾燥してしまうのは肌に水分が足りないからではなく、肌内部に水分をつなぎとめておく水分保持力が低下していることが原因なので、化粧水でいくら水分を補給しても蒸発する水分が増えるだけで全くの無意味です。


正しい保湿というのは、セラミドなどの水分保持力を高めてくれる保湿成分を水分保持力が低下している角質層に届けてあげること。保湿効果の高い保湿成分を含有したコスメを使ってお手入れしてあげることが必要です。


また、乾燥によるくすみは冬だけのものでなく、夏でも起こります。ベタつくからと化粧水のみで保湿を終わらせている方、冷房の効いた部屋に長時間過ごしている方は例外なく肌は乾燥しているはずです。

肌のくすみの原因2-2 血行不良によるくすみ

肌色は、3つの色味のバランスによって作られています。


(1) 角層の半透明のグレー
(2) メラニン色素のイエローブラウン
(3) 血液(ヘモグロビン)のレッド


血流がよいと、明るくピンクがかった血色のいい肌色になりますが、ストレス・寒さ・疲れ・運動不足・タバコ・睡眠不足などから血流が悪くなってしまうと、酸素不足でヘモグロビンが暗くなってしまい、 メラニンの黄味や角層のグレー味が強調されてしまうので、肌色が暗く沈んで見えてしまいます。


血液によって肌に必要な栄養や酸素が運ばれるということを考えても血行が悪いことで肌にいいころは1つもありません。肌色がくすむだけでなく、ターンオーバーの乱れや肌荒れを引き起こす原因になり、それが角質肥厚や乾燥といったよくあるくすみの原因にもなりかねないからです。


血行不良が原因の肌くすみの場合、何が血行不良の原因になっているかにもよりますが、原因を取り除き、血行を促進することができれば、その日のうちにくすみは解消されます。


お風呂に入ったり、運動することで身体を温めたり、血行を促すマッサージを行ったり、血管拡張作用がある炭酸水を利用して洗顔するといったケアが一般的に血行不良によるくすみに効果的がある対策方法といわれることが多いです。


しかし、睡眠不足や運動不足といった肌だけでなく身体全体の機能を低下させる生活習慣に問題がある場合は、血行促進のための努力もすべて台無しになりかねないので、血行不良によるくすみもスキンケアより生活習慣のほうが重要度は高くなります。

「座りすぎ」の生活が血行不良によるくすみの根本的な原因!?

女性にかぎらず現代人の問題になっているのが「座りすぎ」です。


昔に比べて明らかに日常生活のなかで活動量や運動量が減っているため、それが末端の毛細血管の劣化や筋肉量の低下につながって全身の血行の悪化から、冷え、そして肌色にも影響しているということは覚えておいたほうがいいです。


炭酸ケアやマッサージには確かに血行を促進する作用があるので血行不良による顔のくすみには効果がありますが、あくまでそのときだけの一時的な改善方法です。根本的に血行が改善されたということにはなりません。


やはり血行はこまめに体を動かして筋肉や関節を使うことが一番の改善策になるので、座っている時間を減らし、ストレッチや体操、歩くなどして、血を巡らすことが大切です。


参照:血液や血管の老化は、シミを増やす原因になる!

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