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肌の糖化と酸化がシミに及ぼす影響について

肌の糖化と酸化がシミに及ぼす影響について
糖化と酸化でもシミはできます!
「見た目の老化の7~8割は光老化が原因」といわれるようにシミやシワといったエイジングサインは紫外線ダメージの影響が強いです。この紫外線の影響を受けやすくしたり、一緒になって肌老化を促進するものとして、糖化(AGEs)と酸化(活性酸素)が注目されています。
糖化×酸化×紫外線の負の相乗効果が怖い! 糖化や酸化は、いまや紫外線と並び、肌老化をもたらす元凶として考えられていますが、肌やシミに対してどんなメカニズムで影響を与えているかはわからないという人も多いはず。糖化や酸化は紫外線と密接な関係にあり、それぞれが合わさることで、肌への悪影響をより一層深刻なものにしています。

肌の糖化がシミに及ぼす影響

肌の老化を促進する原因の1つとして今注目されているのが糖化です。


私たちは毎日の食事のなかで糖質を摂取していますが、この糖質と体内のタンパク質(コラーゲン線維)が結び付くことで糖化が起こり、AGEs(終末糖化産物)という非常に強い毒性を持ち、老化を促進する原因物質を生み出してしまいます。

糖化のメカニズム


糖質というと甘い物に含まれているイメージがありますが、お米やパン、麺類など毎日食べている主食はもちろん、野菜でもにんじんやタマネギなどの根菜類、果物などにも含まれているので、それらを食べている以上は、程度の差はあれど体内で糖化(メイラード反応)が起こっていると思ったほうがいいです。


糖化によって作りだされるAGEs(終末糖化産物)は、肌の真皮層の約70%を占めるコラーゲン線維を変性・劣化させて、肌の弾力やハリを奪い、シワやたるみの原因になるだけでなく、茶褐色をしていることもあり、肌を黄色くくすませる原因にもなります。


※ 糖尿病の人の顔色が黒みをおびた黄色をしているのはAGEの影響です。


糖化は血糖値の急激な上昇や糖尿病など慢性的な高血糖状態になると促進されます。 そして、高血糖状態になると、体内に大量の活性酸素が発生してしまうことが確認されています。活性酸素が体内で大量に発生すれば、紫外線の影響を受けやすくなってしまうのはご存じのとおり。


つまり、糖化が活性酸素による肌の酸化ダメージやシミに及ぼす影響を助長してしまうということです。お互いの悪い作用を増幅させてしまうのが糖化と酸化の関係なんですね。


ロート製薬の研究調査によると


表皮角化細胞が糖化することでメラニン生成を引き起こすサイトカイン(細胞間の情報伝達を担うタンパク質)が増加するため、紫外線だけでなく、表皮が糖化することでもシミに影響する


ということが確認されています。


このことからもわかるように、黄ぐすみ防止のためだけでなく、シミ(色素沈着)を防ぐためにも、抗糖化も意識しなければいけないことがわかります。

活性酸素による酸化、過脂化がシミに及ぼす影響

紫外線を浴びると紫外線に含まれる有害物質から肌を守るために活性酸素が発生します。 ただ、発生する活性酸素の量が多すぎるとかえって肌ダメージの原因になってしまうというのが活性酸素が悪者扱いされる理由です。


紫外線を浴びると同時にメラニン色素も生成されますが、日焼けして黒くなるのは、メラニン色素が紫外線によって発生する活性酸素による肌へのダメージを一手に引き受けてくれるからなんです。


メラニン色素が活性酸素によって酸化されることで、肌細胞本体へのダメージを緩和してくれているんですね。


とはいえ、活性酸素は紫外線を浴びたとき以外にも、喫煙やストレス、食事や呼吸の際にも発生しますし、活性酸素を除去する体内の抗酸化システム(SOD酵素など)も加齢とともに低下してきますから、細胞を傷つけてサビさせるマイナスの影響のほうが目立つようになります。


シミにかんして今注目されているのが、活性酸素により脂質で構成されている細胞膜が酸化してできる「過酸化脂質」です。この過酸化脂質がメラノサイトと結びつき、「過脂化」されてしまうと、生成されるメラニン色素も過脂化されるため、色が濃くなるという影響がでてきます。

メラニンの過脂化


また、過脂化したメラニンを取り込んだ肌細胞は、インテグリンと呼ばれる細胞の根をたくさん作って剥がれにくくなってしまうため、肌のターンオーバーが機能せずに色素沈着した過脂化メラニンを排出するのが難しくなるため、そこに居座り続けることになります。


「シミが濃くなるうえ、一度沈着してしまったら排出できない」というシミに悩む人にとって考えうる最悪の状況を生み出してしまうんですね。


この恐ろしい過脂化ですが、加齢ととも進みます。年齢とともにシミが濃くなり、肌の新陳代謝によるメラニンの排出が難しくなるのは、この「過脂化」が影響している可能性があるわけです。

肌の糖化、酸化を防ぐスキンケア&生活習慣

糖化や酸化がシミに及ぼす影響は年齢とともに増していきます。老化現象の1つとでもあるので避けられない部分もありますが、普段の生活習慣次第で進行具合に大きな差が生まれるものなので、生活習慣もバカにできません。


糖化によるAGEsの蓄積、活性酸素による酸化ダメージを最小限に抑えるために抗糖化や抗酸化を意識したスキンケアや食生活および生活習慣を送ることが大事です。


まず、スキンケアについては抗糖化作用や抗酸化作用のある美容成分を配合したものを使いましょう。


抗糖化、抗AGEについては「蓄積されたAGEを除去できる」ということをウリにしているYACエキスという成分があり、ポーラの最高級ブランド「B.Aシリーズ」に配合されています。


また、同じくポーラオルビスグループの敏感肌ブランドである「ディセンシア」のアヤナスというシリーズには、シモツケソウエキスというAGEs切断作用のある成分が配合されています。


抗糖化成分を配合したスキンケア化粧品一覧

 YACエキス・・・ポーラ/B.Aシリーズ
 シモツケソウエキス・・・ディセンシア/アヤナス
 セイヨウオオバコ種子エキス・・・ナチュラルエレメンツ/バランシングゲル
 AGディープクリアコンプレックス・・・ロート製薬/エピステーム
 コウジ酸・・・三省製薬/デルメッド
 カルノシン・・・アンプルール/ラグジュアリー・デ・エイジ

※抗酸化作用のある成分については、ビタミンCをはじめ、ビタミンA(βカロチン)、ビタミンE、アスタキサンチン、ビタミンE、コエンザイムQ10、α-リポ酸、フラーレンなどたくさんあります。


あくまでスキンケアでの抗糖化作用というのはメーカーの自己申告制みたいなところがあり、確実な効果があるかというと疑問です。抗糖化においてはスキンケアよりも食生活のほうが重要です。


抗糖化&抗酸化を考えた食べ方

 リコピンやアスタキサンチン等の抗酸化力の高い成分を摂取すること。
 食卓から高GI値の食品を減らして、低GI値の食品を増やすこと
 抗糖化作用があるといわれるカモミールティーやどくだみ茶といったお茶を飲むこと
 アルコールは適量を心がけること。できれば禁酒するのが理想です。
 活性酸素を増やす暴飲暴食は控えること。
 糖の吸収がおだやかになるようにベジタブルファーストを心がけること。


主に普段食べているもの、食べ方に気を付けることが抗酸化や抗糖化では大事になります。


また、喫煙や飲酒、寝不足、ストレスといった、いわゆる肌やアンチエイジングにとってよくない生活習慣はすべて活性酸素を発生させて糖化を推し進める原因になってしまうと覚えておきましょう。


※活性酸素は糖化を促進し、糖化は酸化を促進するという関係があります。そのため基本的に酸化と糖化は同時に起るものですし、抗酸化対策は抗糖化対策にもなり、逆もまた同じです。


糖化や酸化を防ぐ生活習慣は、そのまま健康長寿の生活習慣でもあります。肌のために良いことは身体にもいい影響を与えますので、ヘルシーな生活を目指し規則正しい生活リズムを身につけたいですね。

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