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UVケアを制するものが美白を制す!

UVケアを正しく理解する
日焼け止めの意味と使い方
美白において一番最重なことは「シミを作らせない、予防する」ということ。できてしまったシミを消したり、薄くする方法はありますが、実際やるとなると大変だからです。そしてシミを作らせないために必要不可欠なのがUVケアです。日焼け止めは当たり前のように使っているとは思いますが、SPFやPAの意味を正しく知って正しく使えている人は意外に少ないです。
UVA・UVB、SPF・PAを正しく理解する! 「紫外線対策は夏だけすればいい」「SPF50/PA++++の強力な日焼け止めを塗っておけばOK」と思っていませんか?これらは多くの人がやりがちな間違ったUVケアです。UVケアを間違ってしまうと、当然ですがダイレクトに日焼けやシミにつながります。ここでは正しいUVケアと日焼け止めの選び方と使い方を紹介します。

紫外線の分類とその作用は?

ひとことで紫外線(UV)といっても、その波長によりUVA、UVB、UVCと分類されます。(UVCはオゾン層に吸収されるため通常、地上に届きません。)それから皮膚にとってプラスに働く作用もあればマイナスに働く作用もあります。


紫外線が皮膚にとってプラスに働く作用というのは、「消毒作用」「ビタミンDの合成」「血行促進や新陳代謝の促進」「皮膚の抵抗力を高める」といったものがあります。


皮膚にとって有害な作用というのは、長時間紫外線にさらされることで、「シミ・ソバカスなどの色素沈着ができてしまうこと」「皮膚細胞を傷つけて老化を促してしまうこと」「皮膚ガンの原因になってしまうこと」といったことがあります。


世間一般には、紫外線の有害な作用ばかりが強調されてしまっているのが現状で、紫外線の有用な作用というのは、おそらくほとんどの人が知らないのではないかと思います。

若い女性と赤ちゃんのビタミンD不足が深刻!

美白ブームの影響で紫外線対策を徹底する女性が増えていますが、その悪影響としてビタミンD不足から免疫力が低下したり、骨が脆くなって骨密度が著しく低下している人が増えています。


妊娠中やこれから妊娠を考えている人であれば、ビタミンD不足の影響は母体だけでなく、お腹の赤ちゃんの発育にも影響が及んでしまうこと(骨量の低下、中枢神経の異常、免疫力の低下)がわかっているので、紫外線を過剰に避けていると、丈夫な赤ちゃんを産めないかもしれないということは覚えておいたほうがいいです。


また、赤ちゃんが生まれた後も母子ともに日光浴をしなくなったことでクル病の子が増えているのも社会問題になりつつあります。健康リスクを考えると、夏場は10分程度、冬場は30分程度は日光浴を心がけたほうがいいといわれています。

UVAの肌への影響と日焼け止めのPAについて

日焼け止めに記載されている「PA」という指標は、紫外線のUVA波に対する有効性を表わしたものです。(※UVA照射後、2~24時間に生じる皮膚の即時黒化を指標したもの)


UVA波は紫外線A波とも呼ばれますが、地球上に降り注ぐUVAとUVBの2つの紫外線のうち、そのほとんどがUVA波です。季節に関係なく、冬でもかなりの量が降り注いでおり、雲や窓も通過する性質があるため、日常的(買い物や洗濯干し)によく浴びている紫外線というのは、UVAなんですね。

UVAは年間通じて降り注ぐ!


UVAは波長が長く(長波長紫外線320~400nm)基底層から真皮中層にまで到達します。浴びてもすぐに肌ダメージが現れる事はありません。が、真皮層には確実にダメージを与えていて、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を担う成分を劣化・変性させてしまいます。


UVAはさらに、メラノサイトの活動を活性化し、メラニン色素を増やして、日焼けの原因とともにシミが目立つ原因にもなります。紫外線によるシミ、シワ、たるみのことを「光老化」と呼びますが、いずれもUVAの影響が非常に強いです。


※ 日焼けサロンで用いられているのはUVAです。UVAは、UVBとは違ってサンバーンという日焼けで赤くなる状態(紅斑、炎症、軽い火傷)が起らないため「肌にやさしく日焼けできる」なんて言い方をされますが、実際は上記のとおり肌を老化させます。


このUVAを防ぐブロック効果をあらわした指標がPAであり、+の数で表示されます。 +が多いほど、何も塗らないときに比べてUVAによるサンタン(黒化)を遅らせることができるという意味になります。日常使いには「PA++」で十分です。


分類表示 効果の度合い UVAPF
PA+ 効果がある 2以上4未満
PA++ かなり効果がある 4以上8未満
PA+++ 非常に効果がある 8以上16未満
PA++++ 極めて高い効果 16以上

UVBの肌への影響と日焼け止めのSPFについて

UVA波よりは地表に降り注ぐ量は少ないものの、紫外線を浴びて肌がヒリヒリするサンバーンを引き起こすのはUVB波の影響です。真皮にまでは届かず肌の表面だけに影響を与えますが、皮膚に紅斑を生じさせたり、軽い火傷状態をつくり、細胞のDNAに傷をつけます。


春から夏にかけて気温の上昇とともに地表に降り注ぐ量が増えますが、1年のうちでUVBが一番強いのは意外にも6月です。8月は気温は高いですが、紫外線の強さでいうと6月の8割程度。


1日のうちでは午前10時から2時までがUVBのピークで正午が最も強くなります。この時間帯に1日量の半分が降り注いでいるといわれているので、夏場などは外出自体を避けたほうがいいです。

UVBは6月が一番強い!


UVB波を浴びると肌を守るためにメラニン色素が生成されます。日焼けで肌が黒くなるのは、紫外線を浴びることで発生する過剰な活性酸素から肌細胞を守ることに加えて、細胞の核にダメージを与えてDNAを損傷させるUVBから肌を守るためです。


このように紫外線によって皮膚が色素沈着を起こして黒くなる変化をサンタンといいます。


※美白をしても消えないシミがあること、日焼けが皮膚がんの原因になるといわれるのは、細胞の設計図であるDNAにUVBがダメージを与えることで、傷の修復時にエラー(突然変異)が出るようになるというのが一因です。


このUVBを防ぐブロック効果をあらわした指標がSPFであり、最大50までの数値で表示されます。日焼け止めに関する勘違いで一番多いのが、このSPFの数値が表している意味なんですが、SPFの数値はUVBをブロックする効果が高いことを表しているのではありません。


何も付けていない素肌と比べて日焼け(サンバーン)が始まるまでの時間を何倍に伸ばすことが出来るかという目安です。


※SPF1で約20分の間、UVB波を浴びてから肌が赤くなるまでの時間を遅らせることができます。つまり、SPF20なら「20×20分=400分(6時間40分)」、SPF50なら「50×20分=1000分(16時間40分)後に日焼けが始まるという意味


UVBを防ぐブロック効果でいえば、SPF15もSPF50もほぼ変わりません。違うのはUVBを浴びてから肌が赤くなるまでの時間です。


夏至のときで太陽が見えている時間は14時間50分くらい(冬至で10時間弱)なので、SPF50なんてものは必要ないことがわかりますよね。そもそも日中は汗や皮脂で日焼け止めが崩れますから、SPFが高いものを使っても効果を持続できないんです。


SPFが高いほど肌に負担がかかることも考えると、日常使いではSPF15~20のものを2~3時間おきにこまめに塗り直して使うというのがベストです。

紫外線を防ぐ日焼け止めの正しい塗り方

日焼け止めについては、その指標にあたるサンケア指数のSPFとPAの意味を勘違いしている人が非常に多いです。これはテレビCMや美容雑誌のミスリードによる影響が大きいんですが、必要以上にサンケア指数の高い日焼け止めを塗って、肌を傷めている人が多いです。


また、日焼け止めにかんしては塗り方を間違っている人も多いです。


日焼け止めの使い方のポイントは肌に塗って伸ばすというより、肌に置いていくように付けていくこと。日焼け止めをクリームを塗るように伸ばして使ってしまうと厚さにムラができやすいんですね。


ムラができてしまうと、その部分から日焼けしてしまいますからムラなく塗ることが非常に重要であり、肌を守るためのブロック壁を敷き詰めていくという意識をもってつけるようにするのがポイントです。


そもそもSPFやPAといった日焼け止めのサンケア指数は1㎝×1㎝の面積に、0.2㎝の厚さ(2mg)を塗ったときの効果を表わすものなので、その通りに塗らないと意味がなくなります。


厚塗りすると白くなるからという理由で、薄塗りしている人が多いですが、それだとUVカット効果が半分になったり、部位によっては、1/4以下になっていることもあるわけです。日焼け止めをしているのに肌が焼けてしまったという経験がある人は、その可能性大です。


※ BBクリームを日焼け止めとして使っている人も多いと思いますが、BBクリームはどうしても薄塗りになってしまうため、日焼け止めとしての量が不足していることが多く、UV機能を果たしていないことがあるので注意が必要です。


また、日焼け止めはどうしても日中にかく汗や皮脂、こすってしまうことで崩れてしまうものなので、2時間おきに塗り直さなくてはいけませんが、これも疎かになりがちなポイントです。


重ね塗りするほど、UVカット効果は高まるので、日焼け止めを塗り、さらにBBクリームをのせて、UV機能のあるフェイスパウダーやファンデーションで仕上げる。塗り直しはフェイスパウダーやパウダーファンデーションで。


とここまですれば、日焼け止めの塗り方としては完璧です。


「SPF50・PA++++だからUVケアは夜まで万全!」「UV機能のあるBBクリームを使っているから紫外線対策はOK!」などなど勘違いしがちですが、SPFやPAが高いモノを使っているから大丈夫、UV機能のあるBBクリームを塗っているから大丈夫というわけではないんですね。


日焼け止めは正しく選んで正しく使わないと、紫外線を防げませんし、そのせいでメラニン生成が活性化してしまったら毎日の美白ケアの意味もなくなってしまいます。


正しいUVケアあっての美白ケアになるので、怠けずサボらず手を抜かず日焼け止めを正しく塗って、シミ・ソバカスからシワ・たるみの原因にもなる紫外線をしっかり防ぐようにしましょう。

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